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2巻目を読んで、もうもう、っていうかんじ。荻原紀子曰くの3巻目ってどうなんだろう、すごいよきっと。 サッカーの天才選手を兄に持ち、サッカーに見切りをつけてなんとなく陸上部に入った神谷新二がスプリンターに目覚めて徐々に「らしく」なっていく姿も魅力なのだけれど、陸上競技が決して個人競技ではない、というところが本質ではないかと思う。 佐藤多佳子さん、ブログなどで拝見すると普通の方のように思えるのですが、経験なしでここまでかけるんですか!よく取材しましたね、とくに選手の心理について。 ようよう、陸上に目覚めて、自分がアル意味一ノ瀬連とはちがった才能(練習できる才能)を持っていること、回りにも期待されていることに気づき、がんばり始めたころ、憧れだった兄が再起不能になるかもしれない事故に遭う。それは、新二にとっては、つねに生き方の見本(反対でも)の挫折につながり、揺れる。揺れまくる。 ああ、そうだよ。人間ってこんなに弱い。その弱さを救うのは、仲間だよね、やっぱり。 最後、私服のまま、みなに合流できなかった(部長なのに!)こそこそ駅伝を見に行った新二に、連が言う。 「俺、おまえとかけっこがしたかったから陸上やってる」 これが第2巻の最大のポイントでした。 さて、荻原紀子の言う「このためにあった」第3巻、ドン。 どんな内容かわくわく。 |
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