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師匠と見比べるために青山劇場へ。 アメリカ産の「オペラ座の怪人」。日本初演は、宝塚宙組。演じるは和央ようかだった。 「ファントム」エリックは大沢たかお。 どんな感じかとわくわくしながら席に着く。 オープニングの音楽、「同じだ!」(なんたってサウンドトラックを聞きまくってたので) ファントムは男なので(宝塚とちがって)体格もよく、出演者も当然かっぷくのよいおじさんとか、でてるので雰囲気が違う。 前半は淡々とすすむ。 クリスティーン(ときこえた、クリスティ−ヌじゃなくて)が小さくて若いから、ぴょんぴょんしてる。さすがに歌は上手。 各箇所の歌の部分が全部記憶にあるので、歌声はどうしても和央と比べてしまった。 でも、大沢たかお、口をおおきくあけてよく頑張って歌っている。 上手じゃないからか、リズムがゆっくりめ。 前半最後、妖精王のタイターニア役を演じるクリスティーンが舞台に現れる前に、客席に役者が登場、つまり劇場ごとオペラ座にみたてたわけ。 ラスト、ロープをつたってファントム登場。ここで休憩。 後半は圧巻。 特にエリックが懇願されて仮面をとるあたりの演技がすごくよかった。その後のエリックの悲しみも、お顔の特殊メイクもすごかった。じっくり時間をかけて見せた。 そのあと逃げる場面では、なぜ白い衣装だったか納得、撃たれた後が赤く染まっている。 3階程の階段のところから空中へダイブ。そのあとロープで宙づり、父であるキャリエールに撃たれて地に落ち、そこへクリスティーンが駆け寄る。その前に呼ぶんだな何回も。 息を引き取ったエリックの仮面をはずしたら!!! なんと、お顔がきれいだったのだ。 「あなたの心の美しさを知っているから、醜くは見えない」と言って、仮面を取らせたのに、そのあまりに醜い「顔のような物」(エリックは言う)を見た瞬間逃げ出したクリスティーンのそのことばどおりに、最期のファントム・エリックの顔は美しかった。というラストの演出もよかった。 カーテンコールでは、スタンディング・オベーション。 筋を初めて見る人にはなかなか感動的だったと思う。大沢たかお、しゃきっと背筋を伸ばしてかっこよかった。つまり、エリックの時は猫背にして足を引きずっていたからだね。 あとで、宝塚と聞き比べると、やはり、聞かせどころで歌い上げるのは宝塚がじょうず。お芝居的には、無駄なせりふが少なく、肝心の所はじっくり聞かせるのは、こちらの方がうまいかも。(つまり、宝塚は出演者が多く端の役者のせりふが多く、説明的になっているところは否めない)衣装もひとり一種類だけど、エリックのマントとスーツ?上着が長くて、表情があって良かったかな。 大沢さん、歌たくさん練習して、またミュージカルに出てくださいな。どんどんうまくなるはずです(たぶん) 最後は大満足で帰ってきました。 |
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